年間イベント
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繭玉制作体験
針も糸も使わない伝統工芸品「繭玉」
手芸好きなら分かる「配色を悩む」という楽しみ。様々な色のちりめんを使って作る繭玉は、針も糸も使わずに作れる手軽さが魅力の一つ。縁起物として飾られる繭玉は、江迎町の春の風物詩。かつてはお蚕さんの繭玉で作っていたという「繭玉」。今では、同じように軽くて様々なサイズ展開がある発泡スチロールを使って作られています。
「お上手ね」と褒めながら教えてくれる中村さん
赤いフェルトを敷いて制作開始。「赤は魔除けの色。お雛様の下にも敷くでしょ?縁起物の繭玉を作るときにも赤い布を敷いて、繭玉を贈る相手の災いを祓い幸福を願うという思いを込めるんです」
「中村呉服店」中村君江さん
繭玉づくりで使用するちりめん生地は初心者でも簡単に作れるように、伸縮性のあるレーヨン100%。丁寧に教えてくれるので、ふらっと立ち寄って制作体験を楽しめます。
[中村呉服店」 繭玉制作体験:6cmサイズ/600円〜
「花てまり」(左から)森下保子さん、田代道代さん、田代盛久さん
長崎市や福岡市での繭玉づくりイベントにも呼ばれることもしばしば。猪調小学校では月2回の放課後子ども教室でも指導をする腕前。作った繭玉は、卒業式や入学式などで飾られています。
図柄(繭玉のデザイン)は、お店ごとのオリジナル
「このお店が地域の人たちにとって開かれた場所だと知ってもらいたい。一人暮らしで誰かと話をしたいと思っている高齢者の方、子育てに悩むお母さん、そういう人たちの「居場所」になれることが私たちの喜びです。たとえ繭玉を制作しなくてもいいんです」
[花てまり」繭玉制作体験:6cmサイズ/500円〜
「匠工房」宮﨑雅幸さん
繭玉制作体験と就労支援を行う匠工房。地元の子どもやお年寄りが気軽に立ち寄り、自分のペースで繭玉作りを楽しんでいます。親切丁寧に教えてくれるので、初心者の方でも安心して体験することができます。
[匠工房]繭玉制作体験:3cmサイズ/1,000円〜
小ぶりの繭玉をたくさん使ったお飾り
「繭玉」とは本来、柳などの枝に繭の形に丸めた餅や団子をたくさんつける、小正月の飾り物のこと。かつては豊作を祈念する縁起物として飾られていました。
繭玉は制作体験だけではなく、お店で完成品を購入することもできます。
肥前えむかえ繭玉まつりは、毎年3月初旬〜4月初旬にかけて開催され、期間中はそば打ち体験や、繭玉御膳の食味(要予約)、桜の里散策などのイベントも開催。
肥前えむかえ繭玉まつり公式Facebook:https://www.facebook.com/emukae.mayudama/
繭玉づくり体験店(50音順)
■匠工房
長崎県佐世保市江迎町長坂188-3
TEL:0956-66-3434
営業時間:10:30〜12:00、13:00〜15:00(日・祝休)
■中村呉服店
長崎県佐世保市江迎町長坂179-11
TEL:0956-65-2270
営業時間:7:00〜19:00(不定休)
■花てまり
佐世保市江迎町田ノ元1227
TEL:0956-66-9590
営業時間:10:00〜18:00(木・日休)