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潜竜ヶ滝

竜が潜む滝と、歴史ある薬草茶でパワーチャージ

かつて、お殿様が滝つぼに竜の頭が現れるのを見たという神聖な滝。

落差約20メートル、滝壺の深さ約6メートルと大きな滝で、男滝・女滝の二筋に分かれて轟音とともに流れ落ちるその様子は力強く、そして、心洗われる清らかさです。

そして、お寺で作られている薬草茶は「高麗人参」ならぬ「日本山人参」を使った秘伝のお茶。霊験あらたかなパワーをいただけそうな、注目スポットです。

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苔むした鳥居に「龍門」の文字が

かつての平戸藩主・観中公が文政12年(1829)にこの地で滝をご覧になったとき、滝つぼから竜が頭を現しているように見えたため、その神聖さに感動したお殿様が「潜竜」と命名し、周辺を神域と定めて鳥居や石垣などを整備したとされています。「平戸八景」の一つであり、「長崎県新観光百選」にも選ばれている景勝地です。

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かつてお殿様や修験者が通った山道

潜竜ヶ滝周辺は明治時代までは女人禁制で、修験者が入る聖域でした。今もその頃の荘厳な雰囲気が色濃く残ります。参詣者が、駐車場から山道へと進み石段を上って行くと、龍王寺が見えてきます。

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道中の中腹にある龍王寺

龍王寺では「神の茶」を作っています。これは、厚生労働省に医薬品として認められた薬草「日本山人参」のお茶です。「免疫力増強」「糖尿病改善」「滋養強壮」など10種類もの薬理作用が認められているそうです。

「神の茶」は、約2200年前、中国から不老長寿の薬を探しに来た徐福さんによって伝えられたと言われています。松浦に上陸した徐福さんが潜竜ヶ滝を訪れ、滝つぼに祈りをささげたところ龍が現れ、「巨石より湧き出る水」と「この地の薬草」を長寿の薬にせよ、とお告げがあったそうです。徐福さんは松浦で見つけた薬草と、潜龍ヶ滝の水とで不老長寿の神薬を完成させたと伝えられています。その調合は「龍王の秘伝」となり、現在もここ「龍王寺」で薬草茶が作られているのです。

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龍王寺の看板犬けんちゃん

龍王寺の横には、無料の休憩所や展望デッキも用意されています。お寺では、愛らしい看板犬のけんちゃんのお出迎えを受けられるかも?

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滝に近づくと、そこには漢文が刻まれた岩肌が

滝が見えてくる手前には、漢文らしきものが手彫りされた岩が。修験者が刻んだのでしょうか。霊験あらたかな気持ちになります。

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滝壺から流れ出る美しい水

お殿様が見たという竜の頭が、今にも現れそうな神秘的な滝。春先から夏場にかけては涼しく、心やすらぐ納涼スポットとしてもおすすめです。

潜竜ヶ滝

住所:〒859-6134 長崎県佐世保市江迎町田の元659-1

TEL:0956-66-8028 (龍王寺)

駐車場:無料