毎年8月23日と24日に「江迎千灯籠（せんとうろう）まつり」が開かれます。約500年前に始まった水かけ地蔵まつりの際、いつしか灯籠が飾られるようになり、それ以来この地域の伝統行事として親しまれてきました。

江迎千灯籠まつりは、無病息災を願う夏の一大イベント。今では江迎町全体に灯籠（提灯）が飾られ、まちは幻想的な雰囲気になります。一番の呼び物は、たくさんの灯籠が取り付けられた高さ約25メートルの「灯籠タワー」。まつりのメイン会場となる江迎中央公園に設置されています。実際に取り付けられる灯籠の数は、千をはるかに超え、3500個。夜になると灯籠に灯りがともり、さらに幻想的です。